ゴールデンステイト・ウォリアーズのスティーブ・カーHCが、アンドリュー・ウィギンズを2月にトレードで獲得した際、トム・シボドーからアドバイスを受けていたことを明かした。先日、ニューヨーク・ニックスのヘッドコーチに就任したシボドーは、以前ミネソタ・ティンバーウルブズでHCを務めていた際にウィギンズを指導した経験がある。 8月1日に掲載された『The New York Post』のマーク・バーマン記者とのインタビューの中で、カーHCはシボドーから貰ったアドバイスについて以下のように語っている。
「ちょうどアンドリュー・ウィギンズを獲得した直後だったから、彼の助言はとても助けになった。私は、アンドリューのことについてシボドー氏と長時間話した。彼は、アンドリューと上手く付き合うためのいくつかのアドバイスをくれたし、アンドリューをコーチすることの楽しさについても教えてくれた。彼は、ウルブズ時代に使っていたアンドリュー用のプレイもいくつか教えてくれた」 ウォリアーズに移籍後のウィギンズの1試合における平均得点、リバウンド、アシストの数値は、ウルブズ時代よりも若干落ちているが、スティールとブロックの数値は大幅にアップしている。これまでディフェンス時に怠惰になることが問題視されてきたウィギンズだが、ウォリアーズ移籍後はディフェンスへの取り組み方にも変化があったようだ。 また、ウォリアーズのロン・アダムスAC(アシスタントコーチ)は、今年6月上旬に掲載された『The Athletic』のティム・カワカミ記者のインタビュー記事の中で、ウィギンズのディフェンスについて以下のように語っている。 「私は彼のディフェンスに満足している。彼は、特に球際のディフェンスが上手い。彼は本当に良い仕事をしていると思う。彼は、リーグのトップクラスの選手とのマッチアップを楽しんでいるようだ。彼の可能性は無限大だ」 来季、怪我から復帰するステフィン・カリーとクレイ・トンプソンと共に、ウィギンズがどのような活躍を見せるか注目だ。