【8/4(火)午前5時】厳しいマークを受ける八村塁、ウィザーズの連敗を止められるか

「NBA Rakuten」は、8月4日(火)午前5時からインディアナ・ペイサーズ対ワシントン・ウィザーズ戦を配信する。再開シーズン最初の2試合では、対照的な試合内容を見せた八村塁だが、第3戦ではこれまでの学びを生かし、ウィザーズに“第二幕”初勝利をもたらすことができるかに注目したい。 ここまでの2試合で印象的だったのが、八村の長所と短所が改めて浮き彫りになったことだ。長所は身体能力とフィジカルの強さだろう。再開シーズン初戦のフェニックス・サンズ戦では、そのどちらでも優るキャメロン・ジョンソンやダリオ・シャリッチを相手に、フェイスアップからのドライブ、またはプルアップジャンパーと、自分が最も得意とする形で攻めることができた。そしてマッチアップで優位に立った結果、リズムに乗りチーム最多の21得点を挙げている。

八村塁、期待される“エース”としての成長【シーズン再開ガイド】

しかし、ディフェンシブ・レーティングでリーグ9位(108.5)とサンズより守備に長けたブルックリン・ネッツとの対戦では同じようにいかなかった。ランス・トーマス、ティモテイ・ルワウ・キャバロ、ギャレット・テンプルといった自身と同等かそれ以上のスピードを備えるディフェンダーにペネトレーションを封じられ、サイズを生かして無理やりペイントに入ろうとすれば、2人目、3人目のディフェンダーがすかさずヘルプに入るネッツの徹底したマークに苦戦。「今日はボール回しに重点を置きました」と自己最多タイの4アシストを記録した一方で、放ったシュートはわずか6本と、自らネッツのディフェンスを崩すことができず9得点に終わった。 ネッツ戦で挙がった課題は攻撃バリエーションの少なさだ。基本的に八村のオフェンスは、ミドルレンジでのフェイスアップゲームか、トップ位置からのドライブインの2択しかない。3ポイントシュートを決める能力はあるものの、2試合で試頭数は0本と実戦で使用するほどの自信はまだついておらず、サイズのミスマッチをつくことができるポストアップもシュート成功率37.8%と得意にしていない。しかし、エースとして一皮むけるには、これら苦手な分野も積極的に取り入れていかなければいけないだろう。幸か不幸かチームはイースト8位のネッツと7ゲーム差と、プレイオフ出場の可能性は現時点で極めて低い。それだけに失敗を恐れず、様々なことに挑戦していってほしいところだ。 対戦するペイサーズは、ディフェンシブ・レーティングリーグ7位(107.9)と、数字上はネッツ以上に守備が良いとされるチームだ。昨年11月に対戦した際は、5本すべてのシュートを外してスコアレスと苦い記憶もあるが、エースとして戦う再開シーズンの2試合で得た経験を基とした八村の更なる成長を期待したい。

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