ペイサーズのTJ・ウォーレン、自己最多53得点の活躍を指揮官称賛「いつも通りホットだった」

インディアナ・ペイサーズのTJ・ウォーレンが、127-121で勝利した8月1日(日本時間2日)のフィラデルフィア・76ers戦でキャリアハイの53得点を記録した。 試合序盤から好調な滑り出しを見せ、第1クォーターに球団記録タイの19得点を挙げたウォーレン。『AP通信』によれば試合後、「とにかくアグレッシブにプレイし、ベストを尽くそうと思った。チームメイトが俺のことを上手く見つけてくれた。アグレッシブさを維持し、試合に集中してプレイすることが、このチームの鍵だ」と話したという。

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ネイト・マクミランHC(ヘッドコーチ)も「ホットな状態の選手がいたら、その選手にボールを集めるようにしている。TJはいつも通りホットだったし、他の選手も犠牲を惜しまず、スクリーンをかけて彼にボールを集めていた」とチームの戦いを称賛した。 『StatMuse』調べによれば、2010年以降、フリースロー試投5本未満で50得点以上を記録した選手は、ウォーレン、ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン(ともにゴールデンステイト・ウォリアーズ)の3人しかいない。 2014年のNBAドラフト1巡目14位指名でフェニックス・サンズに入団したウォーレンは、持ち前のハッスル・プレイに加え、フリースローとスリーポイントシュートの精度もアップさせ、今季移籍したペイサーズでは1試合平均19.2得点、4.0リバウンド、1.5アシスト、キャリアハイのシュート成功率53.5%、3ポイントシュート成功率39.8%を記録している。 主力のドマンタス・サボニスとマルコム・ブログドンが相次いで負傷し、膝の大怪我からの完全復帰を目指すエースのビクター・オラディポもまだ本調子とは言えないという苦しい台所事情を抱えるペイサーズにとって、ウォーレンの好調ぶりは何とも心強いだろう。 ペイサーズは、8月3日(同4日)に八村塁が所属するワシントン・ウィザーズと対戦する。

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