メンフィス・グリズリーズのタイアス・ジョーンズが、ひざの痛みで少なくとも1週間離脱することが分かった。グリズリーズPR部門がツイッターにて伝えている。これによりジョーンズは、シーズン再開後のシーディングゲームを最低3試合は欠場することになる。 新人王の最有力候補として見られるジャ・モラントの控えを務めるジョーンズは、今季65試合の出場で、平均7.4得点、4.4アシストを記録している。今後は1週間後に診断を受け、そこでの回復具合で復帰できるか判断する予定だ。
地元紙『The Commercial Appeal』のエバン・バーンズ記者によると、現在グリズリーズはセカンドユニットのアシスト数でリーグ1位(12.1)、平均得点数では6位(41.4)となる成績を記録している。ターンオーバーの少ない堅実なゲームメイクを持ち味とするジョーンズは、このセカンドユニットにおける司令塔だった。 タイラー・ジェンキンスHC(ヘッドコーチ)はジョーンズ離脱を受け、「ポイントガードについてどのように対応していくか、少しクリエイティブな方法を取るつもりだ。ただ、チームに多くのプレイメイカーがいることに自信を持っている」とコメントしたとバーンズ記者は伝えている。 また、同記者はジョーンズの代役を務めるのはディアンソニー・メルトンになると推測。2年目のメルトンは、ここまで52試合に出場し、8.1得点、3.7リバウンド、3.0アシスト、1.3スティールを記録している。今季は主にシューティングガードでプレイしていたが、時にはポイントガードを務めることもあった。 ウェスタン・カンファレンス8位(32勝33敗)のグリズリーズは、3.5ゲーム差で同9位につけるポートランド・トレイルブレイザーズらと再開シーズンでプレイオフ出場権を争う。