現地7月22日、マイアミ・ヒートのバム・アデバヨとケンドリック・ナンが、フロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート内に設けられたバブル(隔離地域)入りを果たした。両選手の到着が遅れた理由について、チームは明かしていない。 なお、2人はこれから最低36時間の隔離生活を送ることになり、その間に受ける2度のウイルス検査で陰性だった場合、チームに晴れて合流できる。
キャリア3年目のアデバヨは、今季65試合に出場し、1試合平均16.2得点、10.5リバウンド、5.1アシストと飛躍を遂げ、自身初のオールスターにも選出されている。ナンも新人ながら62試合で平均15.6得点、2.7リバウンド、3.4アシストという成績を残し、先発の一角を担っている。 主力2人の合流に、同僚ダンカン・ロビンソンも「アジャストする時間は必要だ。しかし、彼らが適切な行動をとり、絞った体を維持していたことは分かっている。彼らの到着を待っていたし、実際に来てくれて興奮している」と喜びを見せていたことを、地元紙『South Florida Sun Sentinel』のアイラ・ウィンダーマン記者が伝えている。 また、ナンと同じルーキーのタイラー・ヒーローは、2人がすぐに新しい環境に順応すると楽観的に見ているとした。 「彼らは素晴らしい選手であり、素晴らしいチームメイトだ。チームにフィットするのに時間はかからないよ」 先発メンバーが全員現地入りを果たしたヒートは、8月1日(日本時間2日)にデンバー・ナゲッツとの再開シーズン初戦を戦う。