サンズのリッキー・ルビオがバブル内での練習に登場　ユーロステップや3ポイント披露

フェニックス・サンズのリッキー・ルビオが7月21日（日本時間22日）、チーム練習に参加したようだ。『アリゾナ・リパブリック』のデュアン・ランキン記者が伝えている。 NBAは7月30日（同31日）からフロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート内に設けた“バブル”（隔離地域）で、中断していた2019-20シーズンを再開予定。サンズは7日（同8日）に現地に入って練習を続けてきたが、ランキン記者はルビオが一緒に移動しておらず、20日（同21日）の時点でチーム練習も行っていないとしていた。 そんななか、ルビオは21日の練習に参加した様子。モンティ・ウィリアムズHC（ヘッドコーチ）は「誰がいるのか、いないのか、話すつもりはない」と選手の合流状況について明言を避けたが、NBAがメディアへ提供した練習映像にはルビオがユーロステップを決め、コーナーからの3ポイントシュートを沈める姿などが収められていたという。 NBA9年目のルビオは今季からサンズでプレイ。平均13.1得点、4.6リバウンド、リーグ3位の8.9アシストをマークし、司令塔としてデビン・ブッカーやケリー・ウーブレイJr.ら若きスコアラー陣を牽引した。 ウェスタン・カンファレンス13位のサンズ（26勝39敗）は、7月31日（同8月31日）に行われるシーディングゲーム初戦で八村塁が所属するワシントン・ウィザーズと対戦する。プレイオフ最終スポットの8位メンフィス・グリズリーズとは6ゲーム差開いており、実質的にプレイイン・トーナメントに持ち込むのは“他力本願”の状況だが、先発ポイントガードのルビオ復帰はチームにとって朗報だろう。 なお、新型コロナウイルスで陽性反応の出たアーロン・ベインズをはじめ、エリー・オコボ、ジェイレン・レックはまだ練習に参加できていない。