ロサンゼルス・クリッパーズのモントレズ・ハレルが、家庭の事情によりオーランドのバブル(隔離地域)を一時離脱したようだ。ハレルは、後日改めてオーランドのバブルに戻り、再開後のシーズンに参加する予定だと、『The Athletic』のシャムス・シャラニア記者が報じている。 ハレルが「心配しないでおばあちゃん。今向かっているよ」というコメントを自身のインスタグラムのストーリーに投稿していることから、今回の離脱はハレルの祖母に関係しているものと見られている。
クリッパーズでは、センターのイビツァ・ズバッツとフォワードのマーカス・モリスもまだオーランドに到着していないが(ともに理由は非公表)、エースのポール・ジョージは特に不安は感じていないようだ。 ジョージはハレルの一時離脱について、7月18日(日本時間19日)のビデオ会見で「シーズン中に選手が離脱することには慣れている。すべての選手が揃うまで、俺たちは耐えてきた。今回も、そうやって耐えるつもりだ」とコメントしたと『NBC Sports』のヘリン記者が伝えている。 さらに、シーズン中断がチームに与えた影響について、ジョージは以下のように語ったそうだ。 「それまで良い感じで調整できていたし、ケミストリーも出来上がってゾーンに入っていたから、シーズンが中断したことに少しフラストレーションは感じた。あそこで中断したのは辛かった。だが、結果的にあの中断は俺たちにとって良かったのだと思っている。中断の間に全員が健康になったから、俺たちにとっては良かったんだ。俺たちは、中断前にやり残りしたことを、キッチリとやり遂げるつもりだ」 ウェスタン・カンファレンス首位のロサンゼルス・レイカーズと5.5ゲーム差の2位(44勝20敗)でシーズン再開を迎えるクリッパーズは、厚い選手層と強固なディフェンスを武器に、悲願の初優勝を狙っている。