ブルックリン・ネッツは7月18日(日本時間19日)、スウィングマンのジャスティン・アンダーソンとシーズン終了まで契約を結んだことを正式発表した。 現在26歳のアンダーソンはモントローズ・クリスチャン高、バージニア大を経て、2015年のNBAドラフト1巡目21位指名でダラス・マーベリックスに入団。その後、フィラデルフィア・76ers、アトランタ・ホークスと渡り歩き、今年1月にネッツと10日間契約を結んだ。
3試合で平均5.7分出場、1.0得点、0.7リバウンドにとどまり、10日間契約は終了。今季はGリーグのラプターズ905とロングアイランド・ネッツで計31試合に出場し、平均20.6得点、6.6リバウンド、2.7アシストの成績を残していた。 ネッツは、オールスター選手のケビン・デュラント(右足アキレス腱断裂)とカイリー・アービング(右肩の怪我)のほか、中心選手のスペンサー・ディンウィディー、ディアンドレ・ジョーダン、トーリアン・プリンス(3選手共にコロナ感染)、ウィルソン・チャンドラー(家族優先)、ルーキーのニコラス・クラクストン(左肩の手術)らが再開後のシーズンへの不参加を相次いで表明。代わりにマイケル・ビーズリー、タイラー・ジョンソン、ジャマール・クロフォード、ランス・トーマス、ドンタ・ホールらと契約して戦力補強を図っていたが、ビーズリーがコロナ陽性反応で自宅隔離となったため、穴埋め要員としてアンダーソンに白羽の矢が立った。 NBA通算219試合で平均5.3得点、2.5リバウンド、0.7アシストとジャーニーマンとしてキャリアを歩んできたアンダーソンにとっては、フロリダ州オーランドで再開されるシーズンは大きなチャンスとなりそうだ。 カンファレンス7位のネッツ(30勝34敗)はニューオーリンズ、ペリカンズ、サンアントニオ・スパーズ、ユタ・ジャズとのスクリメージ(練習試合)を経て、7月31日(同8月1日)にオーランド・マジックとのシーディングゲーム初戦に臨む。