NBAと選手会(NBPA)は7月13日(日本時間14日)、シーズンが再開されるフロリダ州オーランドの“バブル”(隔離地域)に各チームが到着後の検査で、322選手のうち2人が新型コロナウイルスの陽性反応を示したと発表した。 NBAはウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートに“バブル”と呼ばれる隔離地域を設置。徹底した新型コロナウイルスの感染防止策の下、7月30日(同31日)から集中開催によるシーズン再開を目指している。
7月7日(同8日)から各チームが3グループに分かれてオーランド入りし、すでに全体練習も開始されているが、現地での検査で2人が陽性反応。すでに2人は“バブル”を離れ、隔離生活を送っているという。 また、7月1日(同2日)以降に各チームの本拠地で行われた検査では、新たに19選手が陽性反応となったことも明かされた。その1人がヒューストン・ロケッツの主力であるラッセル・ウェストブルックで、13日に自身のツイッターで検査結果を公表。「チームがオーランドに向かう前、新型コロナウイルスの検査で陽性判定の結果が出た。現在の体調は良い。隔離されているが、状況がクリアになったらチームメイトと合流することを楽しみにしている」と隔離状態が解けたらリーグ再開に出場する意向を示している。 なお、サクラメント・キングスのリショーン・ホームズは到着後の隔離期間終了後、食事のデリバリーを受け取るためにバブル外に出てしまったため、追加で8日間の隔離が決まったことをツイッターで発表。ヒューストン・ロケッツのブルーノ・カボクロも規則を認識せずに施設の外に出てしまい、同様の対処が取られている。