6月24日(日本時間25日)、ブルックリン・ネッツがガードのタイラー・ジョンソンと契約を結んだとチームの公式サイトにて発表した。 28歳のジョンソンは、2014年にドラフト外でマイアミ・ヒートと契約してNBA入り。2018-19シーズン途中にフェニックス・サンズへトレードされ、今シーズンもサンズでプレイしていたが、2月10日に解雇されていた。
ネッツは、過去にもジョンソンの獲得に動いている。ジョンソンが制限付きFA(フリーエージェント)となった2016年の夏、総額5000万ドル(現在のレートで約54億円)というオファーで合意に至った両者だったが、その時はヒートがその金額にマッチして移籍は実現しなかった。 今季、ジョンソンは31試合出場で平均5.7得点、1.7リバウンド、1.6アシスト、シュート成功率38.0%と精彩を欠いていた。ただ、2016-17シーズンから昨季まで3年連続で平均2桁得点をマークした実績の持ち主で、ネッツのバックコートに厚みをもたらすことが期待される。 またネッツは、ジョンソンと契約する前日にガードのシオ・ピンソンを解雇している。ジョンソンと入れ替わりでチームを去ることになったピンソンは、昨季からネッツに在籍。昨季NBAデビューを飾った24歳は、今季はここまで30試合出場で平均11.1分出場、3.6得点、1.6リバウンドという成績を残していた。