クリッパーズのルー・ウィリアムズ、再開するシーズンでプレイする可能性は「五分五分」

NBAのシーズンが再開することによって、黒人の人権問題への関心が薄れることを懸念しているNBA選手のうちの1人であるロサンゼルス・クリッパーズのルー・ウィリアムズは、7月30日(日本時間31日)にフロリダ州オーランドで再開されるシーズンに参加するかどうか決めかねているようだ。 『CoStar』が主宰するビデオ・チャットでウィリアムズが語った内容について、『Los Angeles Times』のアンドリュー・グリーフ記者が以下のように伝えている。 「オーランドでプレイしないことの唯一の利点は、人権問題への取り組みに集中できることだ。オーランドでプレイする場合、約6週間、社会から隔離されることになる。外の世界では黒人の子供や大人が警察から暴行を受けている状況が続いているのに、私たちがユニフォームを着て試合をしていたら、まるで人権問題に興味が無いように思われるかもしれない」

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「だから、今はまだどうするか決めかねている段階なんだ。私たちには仕事があり、生活があり、家族を養う義務がある。だが、その一方で、私たちの多くは黒人男性だ。だから、私たちはバスケットボールをプレイしつつも社会との繋がりを持つ方法を探っている。ユニフォームを着てプレイすることで、私たちは社会に影響を与えることができるのか? ユニフォームに『Black Lives Matter』と書かれたパッチを付けることはできるのか? コートに『Black Lives Matter』という文言を記すことはできるのか? そして、それが私たちの影響力を発揮する最善の方法なのか?」。 「正直なところ、(オーランドでプレイする可能性は)五分五分だ」 また、『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者によると、クリッパーズはシーズン中断前に10日間契約を結んでいたベテラン・センターのジョアキム・ノアと再契約を結んでプレイオフに備えるようだ。 しかし、モントレズ・ハレルと共にクリッパーズの強力なセカンドユニットを支えているウィリアムズが不参加になった場合、その穴埋めは簡単ではない。 これまでに3度のシックスマン賞(2015年、2018年、2019年)に輝いているウィリアムズは、今シーズンは1試合平均18.7得点(チーム3位)、3.1リバウンド、5.7アシストを記録している。

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