ペイサーズ、セルティックスのゴードン・ヘイワード獲得を画策か

インディアナ・ペイサーズが、今季終了後のオフにボストン・セルティックスのゴードン・ヘイワードの獲得を目論む可能性があると、『NBC Sports Boston』のシェロッド・ブレークリー記者が6月15日(日本時間16日)に報じた。 ヘイワードは2010年のドラフト1巡目10位でユタ・ジャズが指名。攻守で活躍するオールラウンダーとして年々成績を伸ばし、平均21.9得点を記録した2016-17シーズンにはオールスターにも出場している。翌シーズンには、バトラー大時代の恩師であるブラッド・スティーブンズHC(ヘッドコーチ)率いるセルティックスにフリーエージェント(FA)として加入。開幕戦で左足首を骨折する大怪我に見舞われてそのシーズンは棒に振るが、加入3年目の今季は45試合に出場し、平均17.3得点、6.5リバウンド、4.1アシストを記録して完全復活をアピールした。ヘイワードは来季のプレイヤーオプションを放棄し、今季終了後のオフにFAになる権利を持っている。

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ブレークリー記者の記事によれば、ポッドキャスト番組『Celtics Talk Podcast』に出演した『Indianapolis Star』のJ・マイケル記者は、新たなスター選手を必要とするペイサーズが、ヘイワードの獲得に興味を示すだろうと予想している。 「彼は複数のポジションでプレイできる。ペイサーズにも複数のポジションをできる選手がいるため、上手くフィットするだろう。シャープシューターであるヘイワードの加入で、ペイサーズはスモールボールにおける戦術パターンを増やせるからね」 「例えば、マイルズ・ターナー、もしくはドマンタス・サボニスをセンターで、ヘイワードをパワーフォワードとして起用することで、チームはオフェンス面で十分なスペースを生み出すことができる。それに加え、ディフェンス面ではゴール下を守れるビッグマンがいることから、多様なラインナップの実現が可能となる。ペイサーズは、間違いなくオールラウンダーのヘイワードに興味を持つよ」 また、同記事ではヘイワード移籍説の背景には、セルティックスのキャップスペースが絡んでいるとしている指摘。セルティックスは、昨夏にケンバ・ウォーカーと4年1億4100万ドル(約151億円)の契約を締結させたほか、昨秋にはジェイレン・ブラウンとも4年1億1500万ドル(約123億円)の延長契約を結んだ。さらに、今季オールスターに初選出されたジェイソン・テイタムとの契約をオフに延長することが濃厚であり、キャップスペースの観点からもヘイワードと契約延長を結ぶのは困難となると予想している。 本人に移籍の意思があるかは分からないが、オールラウンドに働けるヘイワードは、ペイサーズのみならず、多くのチームで重要な役割を担えるだろう。シーズン終了後のヘイワードの決断に注目が集まる。

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