パトリック・べバリーがシーズン再開に独自見解「レブロンがやると言ったら全員がプレイすることになる」

アメリカでは、無抵抗の黒人男性の首を白人警察が膝で圧迫し続けて死亡させた事件がきっかけとなり、各地で大規模な人種差別の抗議デモが展開されている。7月30日(日本時間31日)からのシーズン再開を目指して動き出しているNBAだが、選手たちの中にはバスケットボールの試合を行うことは、この人種差別撲滅運動の妨げになると考え、シーズン再開に疑問を呈す選手もいる。 ロサンゼルス・クリッパーズのパトリック・べバリーは、それでもシーズンは再開されるとし、その理由はロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズにあると述べた。 『NBC Sports』のカート・ヘリン記者は13日(14日)、ジェームズがバスケットボールを通して、世界中に大きなインパクトを与える事ができると意見したと報道。同記事では、カイリー・アービング(ブルックリン・ネッツ)らが現段階でバスケットボールをプレイするべきではないと語る一方、ジェームズはバスケットボールと社会正義の主張は両立できると考えていると伝えている。 そんななか、NBAの象徴であり、コート内外で影響のあるジェームズの意見に、最終的にはほかの選手たちもついて行くしかないだろうとべバリーは独自の見解を自身のツイッターで綴っている。 「選手は言いたいことを言えばいい。ただ、レブロン・ジェームズがバスケットボールをプレイすると言ったら、俺たちもプレイしないといけない。個人レベルの問題ではない。これはビジネスなんだ」 “キング”という異名通り、NBAにおいてジェームズの言葉に多大な影響力があるのは間違いない。ただ、シーズン再開に疑問を持つ選手たちがいるのも事実。シーズン再開へは、選手たちが意見を共有し、一丸となれるかがポイントになりそうだ。

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