NBA、無観客試合の“静寂”対策として『NBA 2K』の歓声音使用を検討

NBAはフロリダ州オーランドにて、7月31日(日本時間8月1日)から22チームで2019-20シーズンを再開する予定だ。新型コロナウイルス感染予防のため、試合は無観客で行われることが決まっているが、「静かなアリーナでの試合を放送し、果たしてスポーツの興奮が伝わるのか」という問題が議論されているようだ。 この“静寂”問題に対する解決案として、NBAが検討しているひとつのアイディアを『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が伝えている。 同氏によると、NBAはNBA公式ビデオゲーム『NBA 2K』内の歓声音を使用し、歓声を再現しようとしているようだ。さらに、リーグとNBPA(NBA選手会)は、ほかにも独創的な方法を話し合っているとした。 ドイツのサッカーリーグ、ブンデスリーガでは無観客試合の放送時に、過去の試合で収録した試合会場の歓声を流してこの問題に対処。イギリスでもサッカーのプレミアリーグで、同様の視聴オプションを視聴者に提供する予定のようだ。 ビデオゲームの音声を使用するという報道について『CBSSports.com』のコリン・ワード・ヘニンガー記者は、「実際の試合の放送に当てがうのは、奇妙かもしれない」と述べるも、「無観客試合という前代未聞の事態に対応するために、NBAはあらゆる手を尽くしている。ファンもシーズン再開に向け、特殊な事態に対応する心構えをしておく必要がある」と意見を示した。

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