カール・アンソニー・タウンズ、トム・シボドー元HCの動向次第でニックス行き消滅か

ミネソタ・ティンバーウルブズのカール・アンソニー・タウンズは、今年2月のトレード期限日前からニューヨーク・ニックス行きが噂されてきた。しかし、ニックスの次期ヘッドコーチ(HC)にトム・シボドーが就任した場合、トレード実現の可能性は低くなると『ニューヨーク・ポスト』のマーク・バーマン記者は予想している。 2015年のドラフト1巡目1位指名を受けたタウンズは、ルーキーイヤーに平均18.3得点、10.5リバウンドを記録して新人王を獲得。翌シーズンには平均25.1得点と大きく成績を伸ばし、2017-18シーズンからは2年連続でオールスターに出場するなど、リーグ屈指のセンターに上り詰めた。 今季も平均26.5得点、10.8リバウンド、4.4アシスト、1.2ブロックを記録しているが、膝の故障で長期離脱している間にトレードの噂が過熱。昨年末にはバーマン記者が「ニックスが地元ニューヨーク出身のタウンズの獲得を画策しているようだ」と報じていた。 タウンズは2018年に5年1億9000万ドル(約208億円)のスーパーMAX延長契約を結んでおり、生え抜きのアンドリュー・ウィギンズがシーズン途中にゴールデンステイト・ウォリアーズへ放出されたことからも、戦力的にはウルブズ残留が基本線と見られる。それでも、ニュージャージー出身でニックスファンとして育ったため、ニックスの再建話の際に名前が再三浮上。ただ、ニックスが次期HCの有力候補と言われるシボドーを招聘した場合、タウンズ獲得を妨げる可能性があるとバーマン記者は持論を展開している。 「関係者によれば、タウンズはシボドーがお気に入りであるジミー・バトラーを獲得した時、ジェラシーを感じた。シボドーの目には、タウンズはミネソタの“象徴”じゃなかった。タウンズのプレイに対する考え方は成熟する必要があると、バトラーとシボドーは感じていた。シボドーの下でオールスターに選出されているが、和解は難しいだろう」 ニックスで再びシボドーとタウンズがタッグを組むことになるのか、タウンズの元代理人であるレオン・ローズ新球団社長の意向で大きく未来は変わりそうだ。

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