ウィザーズの前身ブレッツの名センター、ウェス・アンセルドが死去 ビールも追悼の意

ワシントン・ウィザーズは6月2日(日本時間3日)、フランチャイズのレジェンドであるウェス・アンセルドが肺炎のため74歳で死去したことを発表した。 1968年のドラフトでボルチモア・ブレッツ(ウィザーズの前身)から1巡目2位指名を受けたセンターのアンセルドは、ルーキーイヤーに平均13.8得点、18.2リバウンドを挙げ、ウィルト・チェンバレンに次いで史上2人目となる新人王とMVPを同時受賞した。 1974-75シーズンにリバウンド王(14.8本)、翌1975-76シーズンにシュート成功率1位(56.1%)、オールスター出場計5回を誇るなど中心選手として活躍。1977-78シーズンには念願のNBA制覇を果たし、ファイナルMVPにも輝いた。ブレッツ一筋13年で1981年に現役引退。背番号「41」はフランチャイズの永久欠番となり、1988年にはバスケットボール殿堂入りも果たした。 ウィザーズのオーナーを務めるテッド・レオンシス氏は2日、「ウィザーズの組織とMSE(モニュメンタル・スポーツ&エンタテイメント)ファミリーを代表して、妻のコニー、娘のキンバリー、息子のウェスJr.らご遺族に心からお悔やみ申し上げます。我々は長い間フランチャイズの柱を務めてくれたウェスを称賛してきましたが、彼が本当の意味で影響力のあるレガシーを残したのはコート外でした。彼はバスケットボール人生、そしてそれ以降に触れ合い、影響を与えた人々の中で生き続けるでしょう」と声明を発表した。 1978年の優勝メンバーであるフィル・シェニエは、「真摯な巨人だった。彼のしかめっ面は怖いかもしれないが、本当に親切で思慮深い同僚。ウェスは素晴らしいチームメイト、チームリーダー、友人の典型だ」と称賛。アンセルドとインサイドでコンビを組んだエルビン・ヘイズも、「今朝、私はチームメイトだった親友を失った。我々は常に君と君の家族を愛している」と故人を偲んだ。 また、現チームの主力であるブラッドリー・ビールもツイッターで「アンセルド、ご冥福をお祈りします。ブレッツの伝説よ、永遠に」と追悼の意を示している。

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