ニューヨーク州がスポーツチームの活動再開を許可 ネッツは26日から施設開放へ

ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は5月24日(日本時間25日)、新型コロナウイルスのパンデミックで2カ月以上活動を休止していたプロスポーツのチームに対し、トレーニング施設での練習再開を許可した。 世界最多となる160万人以上の新型コロナウイルス感染者を出しているアメリカのなかでも、ニューヨークは最も甚大な被害を受けた地域のひとつだった。しかし、死亡者数と新規感染者は減少傾向にあり、『ESPN』によればMLB、NBA、NHLはシーズン再開に関して選手会と協議を行っているという。 クオモ知事は24日に実施した記者会見で、「今日からニューヨークのプロスポーツリーグはトレーニングキャンプを開始できる。スタジアムやアリーナに観客がいなくても、スポーツを再開できると私は信じている。みなさんには元気になってほしい。我々はスポーツを観戦できるようにしたいと考えている。すべてのスポーツチームができるだけ早くトレーニングキャンプを開始できるように働きかけている。我々は彼らと協力していく」と規制解除を宣言した。 NBAは現在、7月末にフロリダ州の大型複合施設にてシーズン再開を検討しているが、ニューヨーク市ブルックリンを拠点とするネッツは同日、26日(同27日)から自主トレーニングのため練習施設を開放すると発表。「NBAと専門家によって設定されたプロトコルに従い、選手とスタッフが安全かつ健康的な環境を維持するためにあらゆる予防策を講じる」と慎重な姿勢で活動再開に臨むことを約束している。 一方、ニューヨーク市マンハッタン区に位置する聖地マディソンスクエア・ガーデンをホームアリーナとするニックスは、現時点で活動再開の日程はまだ明示していない。

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