ゴベアとミッチェルの不仲説にジャズ球団副社長が言及「2人は過去を水に流して前を向いている」

5月5日(日本時間6日)、ユタ・ジャズのデニス・リンジー球団副社長が電話会見を行い、条件付きでNBAがチームの練習施設の使用を許可した件や、不仲説が囁かれたルディ・ゴベアとドノバン・ミッチェルの関係について語った。『utahjazz.com』のアーロン・フォーク記者は、会見の内容を以下のようにまとめている。 まず、8日(同9日)からチームの練習施設が開放されることについて、リンジー球団副社長は「準備には1〜2日を要するので、施設が開放されるのは9日以降になるだろう。我々は、リーグが設定した安全基準と、州の保健当局による規程に沿って施設の安全性を確かなものにしたうえで、チーム独自の厳格な基準を作るつもりだ。また、州の保健当局とチームのメディカル・スタッフと連携を取り合い、全ての手順をシステム化する予定となっている。最も重要なのは、選手やスタッフが安心して施設に入れることだ」とコメント。 また、ゴベアとミッチェルの関係について、リンジー球団副社長は「彼らは過去を水に流し、プロフェッショナルとして振る舞い、前に向かって進んでいる。ドノバンとルディを含めたチームの結束力は強いので、今後に期待している。彼らは、オーナーとマネジメントとコーチとも話し合いの機会を持った。今回の一件で、チームの結束はさらに強くなったと思う。(自宅待機要請により)我々は友情や競技から遠ざかったので、以前よりもお互いへの感謝の気持ちが強まった。ドノバンとルディも、前に進むために言葉を交わすだろう。しかし、もっと重要なのは、彼らの根底に『NBAチャンピオンになるためにはお互いの存在が必要だ』という考えがあることだ」と語った。 今のところ、チームの練習施設を同時に利用できる人数は4人未満に制限されている。それでも、リンジー球団副社長は、チームの練習施設に選手を迎え入れられることを嬉しく思っているそうだ。 「プレイ再開に向けた最初の一歩を踏めることに興奮している。我々は、競技や友情を恋しく思っている。きっと、練習施設に戻ってくる選手たちも、再びここで仕事ができることを喜ぶはずだ」

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