ジェイソン・テイタム、昨季MVPはハーデンと主張「みんなが些細なことにこだわった」

ボストン・セルティックスのジェイソン・テイタムはNBA3年目の今シーズン、キャリアハイの平均23.6得点、7.1リバウンド、2.9アシストを記録してオールスター初出場も果たした。レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)からも「若きキング」と一目置かれる22歳は、ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)が受賞した昨シーズンのMVPレースについて持論を展開している。 2018-19シーズンのMVPは平均27.7得点、12.5リバウンド、5.9アシストを挙げるとともに、チームをリーグ首位(60勝22敗)に導いたアデトクンボがプロ6年目で初受賞。リーグトップの平均36.1得点、自己ベストの同2.0スティールを叩き出したジェームズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ)が165ポイント差の2位だった。 テイタムは4月上旬に行ったインスタライブで“現役ベスト5”を決める際、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、ハーデン、レブロン、アンソニー・デイビス(レイカーズ)、ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・76ers)を選出。「ジェームズ・ハーデンは昨季、MVPを勝ち獲るべきだった。彼は間違いなく2年連続MVPに値した」と触れていたが、『ESPN』でレポーターを務めるレイチェル・ニコルズ氏との電話インタビューでその理由を説明している。 「2人(アデトクンボとハーデン)からMVPを選んだ昨シーズンは、投票するみんなが些細なことにこだわった。ジェームズ・ハーデンは42試合連続で30得点以上を記録した(実際は32試合連続)。コンビを組んでいたクリス・ポールは怪我がちで、チームとしても負傷者が多かった。ロケッツのシード順位(3位タイ)は正確には覚えていないけど、彼がやってのけたことは非常に素晴らしかったと思う」 評価する人間の判断基準によって“勝者”が分かれる接戦だったことは間違いないが、テイタムの中ではより厳しい状況下で得点を挙げ、チームを牽引していたハーデンのほうが上だという結論に至ったようだ。

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