ウィザーズのブラッドリー・ビール、元同僚ポール・ピアースを「最低な男だと思っていた」と告白

ワシントン・ウィザーズのブラッドリー・ビールが、2014-15シーズンにチームメイトとなったレジェンド選手、ポール・ピアースの現役時代の印象について語った。 『ESPN』のポッドキャスト番組「The Lowe Post」に出演したビールは、現在同局でNBAの解説を務めるピアースについて、同じチームで戦う以前は「彼を最低な男だと思っていた」と告白している。 「彼はリーグきってのトラッシュトーカーだし、僕が今まで見たなかで最も失礼な男だった。だけどチームメイトになったとき、彼に対して抱いていた悪いイメージが払拭された。彼は最も楽しくて愛すべき男だったんだ」 現役時代、リーグ屈指のクラッチシューターと評されていたピアースは、トラッシュトーカーとしても有名だった。ライバル選手に暴言を吐いていたピアースに悪い印象を抱いていたのはビールだけではなかっただろう。 キャリア19年間のうち、14シーズンをボストン・セルティックスで過ごしたピアースは、同チーム在籍中、オールスターに10度選出されたほか、2008年にはリーグ優勝を飾っている。 2013年にブルックリン・ネッツにトレードされたピアースは、その翌年、フリーエージェントとしてビールが在籍するウィザーズへ加入。2014-15シーズン、ウィザーズで73試合に出場したピアースは、平均11.9得点、4.0リバウンド、2.0アシストを挙げている。 その後、2015年のオフシーズンにロサンゼルス・クリッパーズに移籍し、現役最後の2シーズンを同チームで過ごしたピアース。選手としてのピークを過ぎていたことは明らかだったが、彼のトラッシュトークのスキルは引退まで衰えることはなかった。

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