マイケル・ジョーダン、『ザ・ラストダンス』で自身が持つ狂気の闘争心を語る

現役時代のマイケル・ジョーダンが、勝利のために手段を選ばず、常に闘争心をむき出しに戦っていたことは有名な話だ。自身の公的なイメージを守ることに注意を払ってきたジョーダンだが、練習などの閉ざされた扉の向こう側では厳しい一面を見せていたと彼の元チームメイトたちが告白している。 “神様”と呼ばれたジョーダンとシカゴ・ブルズの黄金期に迫った『ESPN』のドキュメンタリー番組『ザ・ラストダンス』。同番組をいち早く視聴した『The Athletic』のリチャード・ディーチ記者は、リーダーとして厳しくあるために「いい人」というイメージを犠牲にしていたというジョーダン本人の言葉を紹介している。 「勝利すること、そしてリーダーであることには代償がある。だから私は、チームメイトが求めていなかったとしても彼らを引っ張ってきた。そして彼らがそうして欲しくないときでも、彼らにチャレンジを与えてきた。私にはそうする権利がある。私よりあとに入ってきたチームメイトたちは、私がここまで耐えてきたすべてのことを経験していないからね。チームの一員となれば、私と同じ基準でプレイすること。それを下回ることは許されない。チームメイトに勤勉さが足りないと感じたときは、迷わず彼らにそう伝えたさ」 ディーチ記者によると、4月19日(日本時間20日)より放映(注:日本ではNetflixで配信予定)される同番組では、これまで公の場に出てこなかったジョーダンとブルズの裏側が浮き彫りになるとのことだ。

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