クリス・ポール、元相棒グリフィンとの関係に言及「問題を抱えていたけど…」

クリス・ポール(オクラホマシティ・サンダー)とブレイク・グリフィン(デトロイト・ピストンズ)は2011-12シーズンから6年間、ロサンゼルス・クリッパーズで共闘し、リーグ屈指のデュオとして名を馳せた。2017年に別々の道を歩むことになったが、ポールは当時のチームに大きな可能性を感じていたという。 プロ入り以降、ニューオーリーンズ・ホーネッツ(現ペリカンズ)の大黒柱として君臨してきたポールは、2011年にトレードでクリッパーズへ。グリフィン、ディアンドレ・ジョーダン(現ブルックリン・ネッツ)と“ビッグ3”を形成し、アリウープで得点を重ねる爽快なスタイルから“ロブシティ”の異名を取った。 ポール加入からクリッパーズは6年連続でプレイオフに進出するも、周囲の期待とは裏腹にカンファレンス準決勝の壁を超えられず。ポールはドック・リバースHC(ヘッドコーチ)やジョーダン、グリフィンとの不仲が一部で報じられ、結局2017年にヒューストン・ロケッツへトレードとなった。 ポールはかつて同僚だった元NBA選手のマット・バーンズとスティーブン・ジャクソンがホストを務める『SHOWTIME』のポッドキャスト番組『ALL THE SMOKE』に出演。様々な憶測が飛び交ったグリフィンとの関係について語っている。 「失って初めて理解することもある。時々、ブレイクとの関係について考えるよ。僕とブレイクはたしかにあちこちで問題を抱えていたけど、クリッパーズを去った後、ブレイクにより多く感謝するようになった。移籍以降、彼が(以前は不得意だった)3ポイントを打ち始めた時にはこうも思ったよ、『ちくしょう』ってね(笑)」 “ロブシティ”と呼ばれたクリッパーズはタイトルを獲得することなく解体となったが、バーンズから「タイトルを獲得できなかった最も才能あるチームの一つだと思う」と言われると、ポールも「間違いないね」と同意した。 スポーツの世界に「たら、れば」は禁物だが、ポールとグリフィンが今もコンビを続けていたら――。そう思いを巡らせるファンは多いかもしれない。

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