現在、新型コロナウイルスの感染対策として、NBAではチーム施設を使用した一切のトレーニングを禁じている。そんななかゴールデンステイト・ウォリアーズの選手たちは、それぞれ自宅からオンライン上でつながることでトレーニング時間を共有しているようだ。 経済紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』のクリス・コーヘン記者は、ウォリアーズの選手たちがビジネス向けチャットアプリ『Slack』経由で連絡を取り合い、一緒にエアロバイクを使用したトレーニングを実施していると伝えている。 同氏の取材に対してステフィン・カリーは、このトレーニングを自転車ロードレースの最高峰ツール・ド・フランスにかけて「ツール・ド・ウォリアーズが行われている。僕は平均値より上だけど、まだ表彰台(トップ3)には上がれていない。そこに到達するため、どうすべきかを考えないとね。常に目指すものがあるんだ」と語っている。 関係者の情報によると、最も競争心を持ってこの“大会”に参加しているのは、普段から自転車エクササイズをトレーニングに取り込んでいるドレイモンド・グリーンだという。またカリーがSlack上のメッセージを見落としたことで、一度このトレーニングを欠席したことも明らかになっている。 ちなみにカリーといえばゴルフ好きで有名だが、先日には元チームメイトで、現在も仲の良いサクラメント・キングスのケント・ベイズモアと、オンラインでシミュレーションゴルフ対決を行い、その模様をインスタグラムにてライブ配信したことが話題となっていた。