ダニー・グリーン、キャブズ時代と現在のレブロンの違いを解説 学んだ“勝ち方”とは?

ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは35歳を迎えた今季も平均25.7得点、7.9リバウンド、10.6アシストとオールラウンドな成績を残し、カンファレンス首位のチームを牽引してきた。酸いも甘いも知る“キング”について、クリーブランド・キャバリアーズ時代を知るダニー・グリーンが『ESPN』のオマール・ラジャ記者とのビデオアプリを介したインタビューで当時と現在の変化について語っている。 2003年のドラフト1巡目1位指名でNBA入りしたレブロン。キャバリアーズ在籍7年間ではタイトルを手にできず、2010年にマイアミ・ヒートへ電撃移籍。ドウェイン・ウェイド、クリス・ボッシュと“ビッグ3”を結成し、2011-12シーズンに自身初優勝、2012-13シーズンにはリーグ2連覇を成し遂げた。その後、キャバリアーズに戻って2016年に悲願のタイトルを故郷にもたらし、2018年からレイカーズでプレイしている。 ヒート移籍直前の2009-10シーズンにキャバリアーズで共闘し、今季10年ぶりにチームメイトとなったグリーンは「彼は2009年にやっていたことを今もやっている」と言及するとともに、3歳年上であるレブロンの“進化”について見解を述べた。 「間違いなく円熟味を増した。勝ち方を学んだよね。彼は(2010年に)移籍して、それから3つのタイトルを獲得した。当時から声を発するタイプだったけど、今ほどじゃない。(バスケットボール)IQもさらに上がっている。成功するためにどうチームメイトを配置して、牽引すればいいか理解している」 当時のキャバリアーズにはモー・ウィリアムズやアントワン・ジェイミソンがいたとはいえ、“レブロンのワンマンチーム”という印象は否めず、カンファレンス準決勝でポール・ピアース、ケビン・ガーネット、レイ・アレンを擁するボストン・セルティックスに敗れた。ヒート時代、そして現在はアンソニー・デイビスという相棒に恵まれている部分もあるものの、周囲をステップアップさせる術に磨きがかかっているとグリーンは証言する。 「2009年当時は意図的ではなく、あくまで素晴らしいゲームをした結果だった。でも今は周囲を巻き込んで、ゲームをより簡単にしている」 新型コロナウイルスの影響でシーズンは無期限で中断されているが、再開された暁には再び力強くチームを牽引するレブロンの姿が見れるだろう。

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