新型コロナウイルスによりシーズン中断が続いている現在の状況を受けて、NBAはシーズン再開後に行なうプレイオフをラスベガスで開催すること、そして従来の4戦先勝方式から3戦先勝方式に変更することを検討していると『ニューヨーク・ポスト』のマーク・バーマン記者が報じた。 3月30日(日本時間31日)、同氏はリーグが2019-20シーズンをしっかりと終わらせることを最優先に、いくつかのオプションを用意しているとを自身の記事にて伝えている。 「情報筋によるとNBAはひとつの都市で行う、16チーム制のプレイオフ、また5試合から7試合ほどのレギュラーシーズン実施を考えているようだ。プレイオフはすべて3戦先勝方式に減少することを検討しており、一発勝負のトーナメント方式は最後の手段であるとしている。しかしすべての選択肢において可能性はあるリーグと役員は語っている」 プレイオフを開催する都市には、毎年サマーリーグが行われるラスベガスが、ホテルの多さなどを理由に最有力候補となっており、そのほかではバハマ、オーランド、アトランティックシティ、ハワイ、そしてルイビルなどが候補として挙がっているようだ。 また同氏はNBAがシーズンをキャンセルする可能性がまだあるとしながらも、6月もしくは7月初旬のシーズン再開、そして2020-21シーズンをクリスマス時期に開始することが現時点での最高のシナリオであると、自身の見解を示した。