レイカーズのダニー・グリーン、“王様”レブロン&元同僚レナードの共通点と違いを解説

NBAは世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響で、3月12日(日本時間13日)から無期限でシーズンが中断されている。チーム練習が禁止され、選手たちは自宅隔離されているなかで、各メディアは電話やビデオアプリを駆使して様々な企画を実施。『ESPN』はロサンゼルス・レイカーズのダニー・グリーンに、同僚レブロン・ジェームズとカワイ・レナード(ロサンゼルス・クリッパーズ)の違いについて直撃している。 レブロンと言えば、高校時代から“選ばれし者”と呼ばれ、強靭な肉体とオールラウンドなプレイを武器にリーグを席巻。数々の最年少記録を打ち立て、リーグ優勝も3回果たすなど、35歳となった今も“キング”として君臨する。 対するレナードはサンアントニオ・スパーズの名将グレッグ・ポポビッチの下で才能を開花させ、守備職人からリーグ屈指の万能戦士へ成長。昨季はトロント・ラプターズに待望のチャンピオンシップをもたらし、東西でファイナルMVPに輝いた史上初の選手となった。 今季レナードがクリッパーズに移籍し、2人はロザンゼルスに拠点を置くライバルチームに在籍することになり、レギュラーシーズンの対戦でも激しく火花を散らした。その2人と共闘経験を持つグリーンは3月23日(同24日)にビデオアプリを介して『ESPN』の番組『First Take』に出演し、現役トップクラスの両者について語った。 「2人とも非常に素晴らしい選手だ。多くの類似点がある反面、いくつかの違いもあるけど、彼らはとにかくゲームに本気だ。ハードに体を鍛え、メンテナンスを怠らず、チームを牽引する」 バスケットボールに対する姿勢は似ている一方で、選手としてのアプローチや影響力は若干異なるようだ。 「カワイはブロン(レブロン)ほどヴォーカルリーダーじゃなかった。でも、去年から変化が出始めて、今年はこれまでに比べて声を大にして意見を主張するようになったと言っていい。彼は学んでいる最中だよ。コート上では、レブロンのほうがよりファシリテーターだ。カワイはより攻撃や守備を分析するタイプの選手。そして、彼らは2人ともスイッチが入った時には非常に良いディフェンダーになって、対戦相手を封じ込める。攻守両面で流れを変えたり、ゲームに影響を与えられるんだ」 リーグ中断時点でレイカーズがウエスト首位で、クリッパーズは5.5ゲーム差の2位。無事にシーズンが再開され、今の順位のままプレイオフに突入すれば、カンファレンス決勝で激突する。直接対決が実現した際、レブロンとレナードのどちらに軍配が上がるかも興味深いポイントになりそうだ。

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