元守備職人メッタ・ワールド・ピース、「最もタフだった対戦相手トップ10」を選出

ニューヨークのクイーンズブリッジで生まれ育ったメッタ・ワールド・ピースは、ロサンゼルス・レイカーズなどNBA6チームに加え、中国とイタリアでもプレイした守備職人だった。2004年に最優秀守備選手賞を獲得し、NBAオールディフェンシブ1stチームにも2度輝いたスウィングマンは、自身のツイッターで「これまで対戦した中で最もハードだった選手トップ10」を選出している。 シカゴ・ブルズでNBAキャリアをスタートさせ、2002年にトレードで移籍したインディアナ・ペイサーズでリーグ屈指のディフェンダーとして地位を確立したワールド・ピース。2010年にはレイカーズでコービー・ブライアントらとともにリーグ優勝を果たした。 2017年に引退したワールド・ピースは3月22日(日本時間23日)、ツイッターを介して自分が対戦した中でタフだった選手10人を順不同で選んだ。 最初に挙げたのは、ワールド・ピースの出身地であるクイーンズブリッジのストリートボーラーだったマイク・チャットフィールドだ。ワールド・ピースは以前、13歳の時に彼と対戦して衝撃を受けたと明かしており、「スマートで速く、ジャンプショットも打ててハートの熱い男。路上暮らしをしていなければNBAに行っていただろう」と『ニューヨーク・タイムズ』で評していた。薬物密売の疑惑により2009年に射殺されて31歳でこの世を去ったが、今回の選出に際しても「クイーンズブリッジのボーラーで、ウッド(低所得者層が暮らすエリアの俗称)のアイドル。彼が俺のナンバー1だ」と称賛している。 次に触れたのが、レイカーズで計5年にわたって共闘したコービー。今年1月26日(同27日)にヘリコプター墜落事故に巻き込まれて41歳で人生に幕を閉じたが、「俺はコービーよ、安らかに眠れとは言わない。コービーがここに居ないと理解するにはまだ時間が十分に経っていないからね。コービーがナンバー2だ」と説明した。 ニューヨークシティのレジェントとして、今は亡き「Strick」、「DP」(ともに本名は明かさず)、「シャロン・ブラウン」、「ジュニー・サンダース」を列挙。ストリートボーラーとして「General Electric」の異名を取り、Dリーグ(現Gリーグ)で2年間プレイしたサンダースに関しては「彼はプロになるべきだった」と敬意を表している。 そのほか、NBA選手ではリチャード・ハミルトン(元デトロイト・ピストンズほか)、“神様”マイケル・ジョーダン(元ブルズほか)、レブロン・ジェームズ(現レイカーズ)、ポール・マクファーソン(元フェニックス・サンズほか)を挙げていた。

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