ペリカンズ幹部、シーズン再開へNBAの考えを代弁「シーズンを中止する考えはない」

NBAは世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響により、3月12日(日本時間13日)から無期限でシーズンを中断している。アダム・シルバー・コミッショナーは無観客、オールスター形式のゲーム(トーナメント)開催も含めた可能性を示唆していたが、ニューオーリンズ・ペリカンズのバスケットボール運営部門エグゼクティブ・バイス・プレジデントを務めるデイビッド・グリフィン氏が、自身の見解を述べた。 ユタ・ジャズのルディ・ゴベアが3月11日(同12日)に新型コロナウイルスの陽性と診断され、NBAは即座にシーズンの中断を決定。感染拡大の阻止を見据えて現在はチーム練習だけでなく、球団施設を利用した個人練習も禁止されており、選手たちは自宅隔離に務めながらトレーニングを続けている。 事態が長期化すればシーズン打ち切りも否定できないが、ペリカンズのグリフィン氏は球団公式サイト『Pelicans.com』のインタビューで現在の状況について語った。 「事態が急速に変化するなかで、NBAのシーズンが最終的にどうなるか語るのは時期尚早だと思う。リーグがシーズン再開を強く意識しているのは間違いない。(リーグに)シーズンを中止する考えは一切ない。我々もすべてのシチュエーションを想定し、どうすればファンに成果をもたらせるかを考えている」 グリフィン氏はシーズン再開が第1オプションだとしつつも、あくまで新型コロナウイルスの脅威が収束に向かうことが大前提だとしている。 「正直、我々は今後、気分転換が必要になるだろう。ただ、新型コロナウイルスの影響が収束するまでは、自主隔離を続けなくてはならない。できるだけ早くシーズンが再開できることを願っている」 『ESPN』などによれば、6月中旬~下旬の再開が見込まれているとされるが、しばらくは予断を許さない状況が続きそうだ。

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