往年の名将ジョージ・カールが先発選手TOP5をセレクト

かつて、シアトル・スーパーソニックスやデンバー・ナゲッツでヘッドコーチをしたジョージ・カールが、ツイッターで寄せられた「あなたがコーチをした選手の中から、先発選手のTOP5を挙げてください」という質問に対して、以下のように答えた。 「たった5人しか選べないのは非常に厳しいね。私が考えるTOP5は、ゲイリー・ペイトン、ショーン・ケンプ、カーメロ・アンソニー、チャウンシー・ビラップス、レイ・アレンの5名だ。さらに、全盛期のジョー・バリー・キャロルとワールド・B・フリーを代替選手として加えたい」 ペイトン、ケンプ、アレンはソニックス時代に、アンソニーとビラップスはナゲッツ時代に、カールの指揮下でプレイしている。バリー・キャロル(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)と、フリー(クリーブランド・キャバリアーズ)は、往年の名選手だ。 このTOP5リストの中で今も現役を続けているのはアンソニーだけだ。『Clutchpoints.com』のブルーノ・マンリケ記者によると、カールとアンソニーの間に確執があることは有名で、カールは2016年に発表した自身の著書「Furious George(怒りんぼのジョージ)」の中で「カーメロは(ナゲッツ時代の)6年間もの間、私の悩みの種だった。彼は、私が指導した選手の中でも最高のスコアラーだが、それと同時に、彼は絶えずスポットライトを浴びていないと納得しない選手だった。彼のディフェンスにおけるやる気の無さは、いつも私を怒らせた。彼は、ディフェンスでハードワークやダーティー・ワークをすることを嫌ったんだ」のアンソニーについて書いている。2011年にアンソニーがナゲッツにトレード要求を出してニューヨーク・ニックスに移籍した時には、カールは「我々コーチとチームにとって、最高の放出になった」とまでコメントしていたので、このリストにアンソニーが入ったのは意外な結果だ。 さらに、ケンプがカールのお気に入りだったことも驚きだ。1994年に、カールはケンプをシカゴ・ブルズにトレードしてスコッティ・ピッペンを獲得しようとした過去があるからだ。

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