息子ザイールの出場時間に不満を抱くドウェイン・ウェイド、州選手権の決勝戦観戦を辞退

元NBA選手でコメンテーターのドウェイン・ウェイド（元マイアミ・ヒートほか）は、カリフォルニア州の強豪であるシエラ・キャニオン高校で活躍する息子の出場時間に不満を抱いているようだ。 3月10日（日本時間11日）に『TNT』の「Inside the NBA」に出演したウェイドは、息子のザイールとレブロン・ジェームズ（ロサンゼルス・レイカーズ）の息子であるブロニーが所属する同校の州選手権の決勝戦について、「見に行かないよ。僕の息子はプレイしないし、コーチともケンカしたくない。僕は行かないけど、子どもたちを応援しているよ」とコメントした。 強豪選手揃いのシエラ・キャニオン高校で、多くのプレイタイムを獲得するには、高いハードルを越えなければならない。『ESPN』によると、三つ星評価のザイールは、デポール大やネブラスカ大を含む４つの大学からオファーを受けているが、五つ星評価を受ける同校のザイアー・ウィリアムズやBJ・ボストンといったスター選手と比べて見劣ってしまっているとのこと。米高校メディアの「maxpress.com」によると、今季序盤の怪我に悩まされたザイールは1試合平均4.3得点にとどまっているそうだ。 上記番組にて、息子にわずかなプレイタイムしか与えないコーチに対し、不満を露わにしたウェイドだが、昨年の『USA Today』の取材では、同コーチについて以下の通り語っている。 「彼は誰であろうと関係なくスパルタだからね。選手たちが最大限のポテンシャルを引き出せるよう、容赦はしない。そのスタイルこそ彼が支持される理由だと思う。特定の子に甘いコーチは沢山いるけど、彼は決してそうではない」

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