昨年のオフにフリーエージェントになったジミー・バトラーが、2018-19シーズンに所属したフィラデルフィア・76ersではなくマイアミ・ヒートを選んだことについて、一部では「シクサーズのジョエル・エンビードとベン・シモンズと不仲だったのでは」という憶測が飛んだ。 しかし、バトラーは『Sports Illustrated』のアンドリュー・シャープ記者のインタビューの中で以下のようにコメントし、その噂を完全に否定した。 「俺は、エンビードとシモンズのうちのどちらとも不仲ではなかった。今でも彼らと連絡を取っているし、彼らの健闘を祈っている。彼らには健康なキャリアを送ってもらいたいし、たくさんお金を稼いで、何度も優勝してもらいたい。俺と彼らの間に問題があったわけではなく、チームが思った通りに行かなかっただけ。それが人生というものだ。すべてが思い通りになるわけではないんだ。だが、その経験から学んで、そこから先に進むことが重要だ」 さらに、「昨年のオフにシクサーズから5年1億9000万ドル(約210億円)のオファーを提示されていたら、再契約していたか?」と聞かれたバトラーは、「メディアはいろいろな憶測を報道するけど、真実は誰も知らない」とだけコメントし、過去について語ることを避けた。 昨シーズン、ミネソタ・ティンバーウルブズからシクサーズに移籍して以降の55試合で平均18.2得点、5.3リバウンド、4アシストを記録したバトラーは、今シーズンはヒートで平均20.5得点、6.8リバウンド、6.2アシストという活躍を見せている。