ステフィン・カリーがコンタクトを含む練習を再開、3月1日ウィザーズ戦での復帰を狙う

昨年10月30日（日本時間10月31日）に左手を骨折してから長らく戦列を離れているゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが、3月1日（同2日）の復帰を目指していることが分かった。 『ESPN』のニック・フリーデル記者によると、2月21日（同22日）にカリーは左手を骨折して以降では初となるコンタクトを含むスクリメージに参加。そして練習後に行われたインタビューで、自身が目標としている復帰日を明かしている。 「3月1日（同2日）だ。あくまでも目標だけどね。リハビリを続けるためにはなにかしらの目標が必要で、それは毎週自分がどのような状態にあるのかを測るバロメーターになる。過去経験のない、とても長く激しいリハビリだけど、今のところは順調だ」 ウォリアーズを指揮するスティーブ・カーHC（ヘッドコーチ）は、カリーの存在がチームを活性化させていると語っている。 「みんな喜んでいると思うよ。今日彼がスクリメージに参加するとチームに伝えたら、大喝采が起きたんだ。彼とプレイすることは、若い選手にとって素晴らしい経験になるだろう。ステフも選手を知っていかなければいけない。シーズン終盤戦はとても重要だ。全員が共にプレイし、それぞれ順応する。アンドリュー（ウィギンズ）の加入、奮闘する若手たち、ステフの復帰、我々にとって今後の試合は大きな意味を持っている」 左手の状態は良くなっていると語るカリーだが、怪我をする以前の感覚には戻っていないと言う。 「現時点での普通に慣れようとしている。右手とは全く違う感覚だけど、プレイをしている時は、全く気にならないようになってきている」 現在12勝44敗でウェスタン・カンファレンス最下位に沈むウォリアーズは、カリーが復帰を予定するその日、八村塁が所属するワシントン・ウィザーズと対戦する。

■初月無料でNBAを観る