ザイオン・ウィリアムソン、新人王については気にせず「目指しているのはプレイオフのスポットを勝ち取ること」

ニューオーリンズ・ペリカンズの新人ザイオン・ウィリアムソンは、故障により公式戦デビューが1月下旬と出遅れた。しかし、そこから圧倒的なパフォーマンスを続けていることで、新人王の有力候補となっている。ただ、本人は特に関心がない様子だ。 『ESPN』の取材に対して、自身が気にしているのはチームのポストシーズン出場のみと語っている。 「正直に言って、僕が目指しているのはチームがプレイオフのスポットを勝ち取ること。新人賞を受賞できたら素晴らしいけど、そうでなくても問題ないよ」 オールスターブレイク前の段階で、ペリカンズは23勝32敗。シーズン序盤に連敗を重ね、一時は6勝22敗と低迷していたところから持ち直してきている。現在、ウェスタン・カンファレンスの11位につけており、プレイオフ最後の切符である8位のメンフィス・グリズリーズ(28勝26敗)とは5.5ゲーム差だ。 ここまでザイオンは、10試合出場で1試合平均22.1得点、7.5リバウンド、2.2アシスト、フィールドゴール(FG)成功率57.6%を記録。彼と共に新人王の最有力候補と言われているのが、グリズリーズのジャ・モラントだ。開幕から先発ポイントガードを務め、48試合に出場し平均17.6得点、7.1アシスト、3.5リバウンド、FG成功率49.3%をマークしている。 新人王争いのライバルである今年のドラフト全体1位指名のザイオン、2位指名のモラントだが、これからはプレイオフ出場に向けても所属チームのエースとして激しい争いを繰り広げることになりそうだ。

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