カイリー・アービングが選手会執行役員の部長に就任「大きな役割をこなしたかった」

NBA選手の労働組合であるNBPA(NBA選手会)は2月17日(日本時間18日)、ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングが執行役員のバイスプレジデント(部長)に選出されたことを発表した。 同ポストはビスマック・ビオンボ(シャーロット・ホーネッツ)、マルコム・ブログドン(インディアナ・ペイサーズ)、ジェイレン・ブラウン(ボストン・セルティックス)、ギャレット・テンプル(ネッツ)、CJ・マッカラム(ポートランド・トレイルブレイザーズ)、そして2017年2月から執行委員会に参加していたパウ・ガソルが務めてきた。そのなかで、現在ブレイザーズのコーチングスタッフを務めるガソルが3年の任期を終了。2月17日の年次総会で投票が行われ、アービングが新たに部長の一員になった。任期は2023年までとなる。 『NBA.com』は、「今、NBPAでリーダーシップを執ることは、僕にとって正しい時だ。しばらくの間、立会人としてこの団体の仕事に参加し、執行委員会が下す決断をサポートしてきた。執行委員会の仲間入りをし、バスケットボールのコート外でより大きな役割をこなしたかった」というアービングの声明を掲載。部長就任にあたり、ビジネスベンチャーの分野でも革新的なアイデアを出していきたいと意気込んでいる。 NBPAの代表を務めるクリス・ポール(オクラホマシティ・サンダー)も、「カイリーが加わったことを嬉しく思う。オフコートでのビジネスの観察眼に優れた選手が入ることで、組合全体が強化される」とアービングを歓迎していた。 NBPAはその他、アンドレ・イグダーラ(マイアミ・ヒート)がファースト・バイスプレジデント(筆頭部長)、アンソニー・トリバー(サクラメント・キングス)が財務担当を務めている。

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