ヒューストン・ロケッツが、ジェフ・グリーン、デマーレイ・キャロルの両ベテランを獲得するという。グリーン、キャロルともにSF、PFをこなせるフォーワードの選手。ロケッツは今月上旬のトレードでセンターのクリス・カペラを放出、スモールボールをより重視する戦略を打ち出しており、2人はその計画に適した人材だ。 『ESPN』のティム・マクマホン記者が、12月下旬にユタ・ジャズを解雇された後、去就が未定だったグリーンとロケッツが合意したと伝えた。今季グリーンはジャズで30試合に出場し、1試合平均7.8得点、2.7リバウンド、フィールドゴールFG成功率38.5%と精彩を欠いていた。しかし、ここまで通算890試合に出場して1試合平均13.0得点、4.4リバウンドと実績は十分で、昨シーズンはワシントン・ウィザーズで77試合出場、平均12.3得点、4.0リバウンド、FG成功率47.5%を記録している。 同じ『ESPN』のエイドリアン・ ウォジナロウスキー記者は、キャロルが現在所属しているサンアントニオ・スパーズとバイアウトに合意し、その後ロケッツと契約する予定と報じた。 キャロルはブルックリン・ネッツで一昨季に平均13.5得点、6.6リバウンド、昨季に11.1得点、5.2リバウンドを記録。その実績が評価され、オフに33歳のベテランながらスパーズに3年契約で加入した。しかし、ここまで出場機会に恵まれずわずか15試合出場、2.2得点、2.1リバウンドと構想外になっていた。