キャブズのダン・ギルバート・オーナー、脳卒中を克服して職務復帰

クリーブランド・キャバリアーズのマジョリティ・オーナーであり、億万長者として知られるダン・ギルバート氏は、昨年5月に脳卒中の症状で病院に緊急搬送された。入院生活を経て昨夏に退院していたが、今年に入って職務復帰を果たしていたことが分かった。 58歳のギルバート氏はデトロイトに本社を置く全米最大のローン会社『クイックン・ローンズ』社の創設者。オハイオ州とミシガン州に数多くの会社を所有して巨大なビジネス帝国を築き上げ、2005年にキャバリアーズのオーナーになった。 2019年5月26日(日本時間27日)、脳卒中の兆候があったため病院に緊急搬送。8月に退院するまで、シカゴのリハビリセンターで2カ月間過ごしていた。『AP通信』によれば、ギルバート氏は今年初めにデトロイトのオフィスに復帰。車椅子に乗り、『カウボーイ』という名の介助犬を連れながら週1~2回出社しているという。杖で歩くことができるものの、まだ左腕に麻痺が残っている状態で、自宅では1日3~4時間、理学療法士とともにリハビリに励んでいるようだ。 ギルバート氏は『Crain's Detroit Business』のインタビューで、「脳卒中の場合、起き上がってベッドから出るのは難しい。バスルームに行くのも、食事のテーブルに座るのも難しい。休憩も取れない。閉じ込められているようなものだ」と退院後の自宅での日々を振り返っている。 当面はデトロイトのダウンタウンに高層ビルを建設することに注力するビジョンを明かしたギルバート氏。2月18日(同19日)に行われるデトロイトのイベントスピーチで、脳卒中になってから初めて公の場に立つ予定となっている。

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