オーランド警察が捜査!? ダンクコンテスト決勝、アーロン・ゴードンの採点が波紋拡大

2月15日(日本時間16日)に行われたオールスター・サタデーナイトのダンクコンテストは、マイアミ・ヒートのデリック・ジョーンズJr.が初優勝を飾った。アーロン・ゴードン(オーランド・マジック)とのファイナルラウンドはサドンデスにもつれ込む熱戦となったが、勝負を懸けた4本目の採点が波紋拡大。ゴードンが所属するマジックの地元オーランド警察も公式ツイッターにジョークの利いた投稿を行い、判定に疑問を呈している。 今年は2008年王者のドワイト・ハワード(ロサンゼルス・レイカーズ)、パット・カナトン(ミルウォーキー・バックス)、ゴードン、ジョーンズJr.の4人が出場。ハワードがファーストラウンド2本目で伝説のスーパーマンに変身して会場を沸かせれば、カナトンが昨季MVPの同僚ヤニス・アデトクンボ越しにダンクを叩き込むなど、豪快な一撃の応酬になったなか、ゴードンが100点、ジョーンズJr.が96点でファイナルラウンドに駒を進めた。 ファイナルラウンドは両者ともに圧巻のレッグスルーダンクを連発。従来の2本で決着がつかず、勝負は4本目までもつれ込んだ。ジョーンズJr.の勝負のレーンアップは48点と採点され、ゴードン優勢かと思われたなか、身長226cmのタコ・フォール(ボストン・セルティックス)を飛び越えて決めた両手ダンクはまさかの47点。ジョーンズJr.が初優勝を飾る形となったが、ゴードンへの採点に納得のいかない会場のファンからは大きなブーイングが起こった。 2月16日(日本時間16日夜)、オーランド警察は公式ツイッターに「我々は本日、オーランド・マジックのフォワード、アーロン・ゴードンが昨夜のダンクコンテストで優勝を奪われた件に関して調査するために、シカゴ警察に接触する予定だ」と投稿。地元マジックを代表してコンテストに出場したゴードンを擁護する姿勢を示した。 ヒートOBのドゥエイン・ウェイドが“後輩”に当たるジョーンズJr.に「10点」を与えたのに対し、ゴードンには「9点」をつけたことが議論の的となっていたため、「ドゥエイン・ウェイドが一番の犯人だ」「Dウェイドを捕まえてくれ」といった声が多数浮上。他にも「どちらが凄いのか、映像を見れば真実が分かるはず」「ゴードンはファンの中の勝者だ」「粋なツイートだ」とファンが反応を示していた。 2位に終わった後の会見でゴードンは、ダンクコンテストからの引退を示唆するコメントを残しており、今回の採点はまだ反響が拡大しそうだ。

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