映画監督のスパイク・リーが、アカデミー賞でコービーの追悼を込めた衣装着用

大のニックスファンで知られる映画監督のスパイク・リーが、2月9日(日本時間10日)にロサンゼルスで開催されたアカデミー賞に、コービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)を追悼するためにパープルとゴールドのスーツ姿で参加したと、『Detroit Free Press』が報じた。 昨年のアカデミー賞で脚色賞を受賞したリーは、2009年に『Kobe Doin’ Work』というコービーのドキュメンタリー作品を発表している。リーが着用したスーツには、コービーの背番号の1つであった24番がパッチされており、スニーカーはナイキからリリースされているコービーのシグネチャーモデルを着用した。同メディアによると、『E!’s』とのインタビューにて当日の服装について問われたリーは、感極まり回答に苦しむ場面もあったという。 アカデミー賞ではセレモニーの一環として、先月末のヘリコプター墜落事故の犠牲者となったコービー、コービーの次女のジアナ、そして他7名の追悼式が行われた。 コービーもまた、2018年に自身の作品『Dear Basketball』で短編アニメ映画賞を受賞しており、同メディアによると、今年のアカデミー賞で短編アニメ映画賞を受賞したマシュー・A・チェリー氏が、「同賞はコービーに捧げる」と受賞スピーチでコメントしたという。

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