2月9日(日本時間10日)に行われたワシントン・ウィザーズ戦で、メンフィス・グリズリーズのルーキーのジャ・モラントがキャリア初のトリプルダブルを達成したと、『ESPN』が報じた。 この日、モラントは35分間プレイして27得点、10リバウンド、10アシストを記録し、チームも106-99でウィザーズに勝利している。 試合後モラントは「俺たちは凄く気合が入っているんだ。スポーツ賭博のオッズで、今シーズンのグリズリーズは26勝しかしないと予想されていた。それが俺たちの心に火を付けたんだ。今日の試合で27勝目を飾ったけれど、俺たちのヤル気は今後も失われないだろう」とコメントした。 また、新人王の最有力候補と見られているモラントについて、ウィザーズのスコット・ブルックス・ヘッドコーチは「彼はまだ若いが、オールスターに5回出場した経験がある選手のようなプレイをする。彼はゲームを支配している。末恐ろしい選手だ」と語っている。 この日は、日本の八村塁(ウィザーズ)と渡邊雄太(グリズリーズ)も揃って試合に出場した。先発出場した八村は25分間のプレイで12得点、11リバウンドのダブルダブルを記録し、渡邊はベンチから10分間プレイして1リバウンドを記録している。 グリズリーズは現在ウェスタン・カンファレンスのプレイオフ圏内の8位と、シーズン前の予想を上回る健闘を見せている。