ボストン・セルティックスのマーカス・スマートは、現地1月18日のフェニックス・サンズ戦で3ポイントシュート22本中11本成功を含むキャリアハイの37得点をマークした。ケンバ・ウォーカー、ジェイレン・ブラウンの中心選手2人が欠場したチームで気を吐いた。この1試合11本の3ポイントシュート成功は、これまでの9本を更新する球団新記録で、NBA全体でも史上11人目となる素晴らしい記録である。しかし、試合に119-123で競り負けたことの方が、スマートにとっては大きな出来事だったようだ。 試合後のスマートのコメントが、チームの公式サイトで報じられている。「記録よりも勝ちたかった。記録は素晴らしいし、俺のこれまでのハードワークが報われたことを示すものだ。それでも、勝利と交換できるのならそうしたいね」 スマートといえば、3ポイントシュートは不得手で、プロ2年目の成功率はわずか25.3%に過ぎなかった。しかし、徐々にではあるものの4年連続で成功率を向上させ、昨シーズン36.4%を記録。そして今回、チーム史に残る大爆発となった。 試合後、ブラッド・スティーブンスHCは、「サンズは多くのスクリーンプレイに対し、(スマートから離れた)アンダーで守ってきた。彼は自信を持ってシュートを打ち続け、試合を通していくつかのビッグショットを決めた。彼はタフな選手で、相手に対してアドバンテージを取れる多くの武器を持っている」と、スマートの活躍を称えている。