『Clutchpoints.com』のアシシュ・マーサー記者が、オクラホマシティ・サンダーのクリス・ポールが好調である秘訣として「プラント・ベース・ダイエット(植物性食品中心の食生活)」に食生活をシフトさせたことが関係しているとレポートした。 34歳になっても衰えを感じさせないプレイを続けるポールは、昨年6月から取り入れたプラント・ベース・ダイエットと、その食生活による影響について、『Men’s Health』のウェブサイトで以下のように語っている。 「今のところ上手くいっているよ。食生活を変えるのは簡単ではなかったけれど、効果は出ている。昨年6月に始めた当初はチキンウィングが食べたくて仕方がなかったけれど、その時期をなんとか乗り切ったよ。 『Game Changers』というドキュメンタリーをプロデュースしたんだ。このドキュメンタリーでは、プラント・ベース・ダイエットがアスリートに及ぼす良い影響について取り上げられていた。俺は負けず嫌いだから、このドキュメンタリーを観て『俺もやってやろうじゃないか』と思ったんだ。実際に始めてみて最初に起こった体の変化は、トイレが近くなったこと。余計な情報かもしれないけれど、本当なんだ。トイレの回数が激増したんだよ。 今は体調がすこぶる良い。最も大きな変化は、シーズン中に体の痛みを感じることが減ったことだ。ワークアウトやトレーニングを3日続けてやったあと、『あれ? 全然体が痛くない。練習が足りてないんじゃないか?』と思うほどだ。この食生活を取り入れることを強要はしないけど、試す価値はあると思うよ」 今シーズン、ポールは1試合平均16.5得点、5.1リバウンド、6.4アシスト、フィールドゴール成功率46.8%、3ポイントシュート成功率36.2%、フリースロー成功率89.5%という好成績を記録。所属するサンダーはウェスタン・カンファレンスの7位にランクしている。