ティロン・ルー、キャバリアーズでの途中解任は「起こるべきではなかった」

ロサンゼルス・クリッパーズでアシスタントコーチを務めるティロン・ルーが、『The Athletic』の取材で自身がクリーブランド・キャバリアーズのヘッドコーチを解任された当時の気持ちを語っている。 ルーは2015-16シーズン途中に、キャバリアーズでアソシエイトヘッドコーチからヘッドコーチに昇格。このシーズンにNBAチャンピオンに輝くと、その後もリーグ制覇こそ逃したが2シーズン連続でNBAファイナル進出を果たした。 しかし、レブロン・ジェームズのレイカーズ移籍によってチーム解体となった2018-19シーズン、開幕6連敗とつまづくと早々に解任されていた。その後、一時はレイカーズの新指揮官候補と言われた時期もあったが、最終的にはかつて仕えていたドック・リバースの下で再びNBAの世界に戻っている。 ルーは「起こるべきだったとは思わない」と自身の解任劇について語る。「3年連続でNBAファイナルに進み、チャンピオンに一度なっているコーチが翌シーズンに6試合を終えただけで解雇されるのは、今まで見たことがなかった」 また、彼は今でも自身がキャバリアーズの指揮官でいるべきだったと感じている。「チームに文化を作ろうとしていた。若いGMであるコビー(アルトマン)、若いコーチである自分に、若い選手たちが一緒になって取り組めると思っていた」 キャバリアーズは今シーズンから長らくカレッジで活躍していた66歳のベテラン、ジョン・ビーラインHCを新指揮官に招聘したが、ここまでリーグ下位に低迷。さらにケビン・ラブと首脳陣の衝突、ビーラインHCの選手に対する差別的用語による不適切発言などゴタゴタが続いている。

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