ロケッツのジェームズ・ハーデン、後半戦のギアアップに自信「俺たちの時間は来る」

ヒューストン・ロケッツは今季、“トリプルダブル製造機”のラッセル・ウェストブルックを迎えてNBAタイトル獲得へ勝負を懸けた。現状で首位ロサンゼルス・レイカーズとは差をつけられている状況ながら、エースのジェームズ・ハーデンは来たるべき時に備えて虎視眈々と牙を研いでいる。 サウスウエスト地区で首位を守るロケッツだが、昨年12月にはゴールデンステイト・ウォリアーズやニューオーリンズ・ペリカンズ、サクラメント・キングスと低迷するチーム相手に敗れた。現在ではレイカーズとクリッパーズのロサンゼルス勢に次ぐベスト3のチームと目されているなか、ハーデンは自分たちに伸びしろを感じているようだ。 『ヒューストン・クロニクル』のハンター・アトキンス記者によれば、ハーデンは「ローテーションに一貫性がなかった」とここまでの戦いを振り返る。 ロケッツは2019年10月に日本でジャパンゲームを行うなど、ハードスケジュールの中でシーズンを戦ってきた。得点オプションの1人であるエリック・ゴードンが右膝の手術で長期欠場し、クリント・カペラが足の故障、ウェストブルックも休養で数試合を欠場しており、フルメンバーが揃った試合は少ない。ただ、コンディションさえ整えば、レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスを擁するレイカーズや、その他の強豪チームにも引けを取らないとハーデンは考えている。 「全員が健康な状態になって、リズムをつかむ時が来ると願いたい。自分たちのことはよく分かっている。リズムをつかみ、10、12、15試合と駆け抜ければ俺たちの時間は来る」 シーズン後半戦のロケッツから、目が離せなくなりそうだ。

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