ニックスを解雇されたデビッド・フィズデール前HC「怒りの感情はない」

先月、ニューヨーク・ニックスのヘッドコーチを解任されたデビッド・フィズデール氏は、チームに対して怒りの感情を全く抱いていないことを、現地1月8日に行われた『ESPN』とのインタビューで明かした。 インタビューで、「これが僕らの選んだ仕事だからね。チームの皆を尊敬しているし、もう一緒にいられないことを残念に思う。ここではたくさんの経験と学びがあったし、ニックスのヘッドコーチとして携わらせてもらえたことに感謝している」と振り返った。 フィズデール氏は、デンバー・ナゲッツ戦でニックスが37得点差で大敗した翌日の12月6日にチームから解雇されている。当時ニックスは8連敗中で、昨季のチームワーストを塗り替える4勝18敗という史上最低のペースだった。その後、マイク・ミラー氏が暫定ヘッドコーチに就任してからは6勝9敗とやや持ち直している。 フィズデール氏はインタビューの最後に、ニックスでの一番の課題が忍耐力だったと語った。 「ニックスは長年におよぶ低迷が続いており、ファンは一刻も早い再建を願っている。ニックスでは、他のチームよりも早く結果を残すことが求められるからね」 フィズデール氏は2018年5月に4年契約でニックスと契約。解雇されるまで104試合を指揮し、通算21勝83敗という結果にとどまっていた。

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