ミネソタ・ティンバーウルブズのセンター、カール・アンソニー・タウンズの周辺がにわかに騒がしくなっている。ニューヨーク・ニックスがトレードで獲得を画策していると噂が出たばかりだが、今季ウェスタン・カンファレンス最下位に低迷しているゴールデンステイト・ウォリアーズも熱視線を送っているというのだ。 2015年のドラフト1巡目1位でウルブズに加入したタウンズは、ルーキーイヤーからスターターの座を奪取。2年目の2016-17シーズンに平均25.1得点、12.3リバウンドと大きく飛躍すると、翌シーズンからは2年連続でオールスターに選出されるなど、リーグトップクラスのセンターとして君臨している。 現在は膝の捻挫により欠場中ながら、今季も平均26.5得点、11.7リバウンド、4.4アシスト、1.26ブロックと好成績をマーク。2018年に5年総額1億9000万ドル(約205億円)のスーパーMAX契約で契約延長しているが、『ニューヨーク・ポスト』が2019年末にニックスがトレードでタウンズ獲得を画策していると報じた。そして今回、新たに候補に加わったのがウォリアーズだ。 『The Athletic』のイーサン・シュトラウス記者によると、ウォリアーズはステフィン・カリーやクレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンと組ませるスター探しにフォーカスしているという。ただし、複数のチーム幹部がGリーグショーケースで「タウンズがミネソタで不幸だ」という旨の言葉を発したのが情報源で、タウンズの関係者による証言ではないとしている。 戦線離脱中にトレードの噂が錯綜しているタウンズだが、2月のトレード最終期限を前に新天地を求めることになるのだろうか。