マイアミ・ヒートが、チームを象徴する存在だったドウェイン・ウェイドが着用した背番号3の永久欠番式典を近々行う予定だということを、地元紙『サン・センチネル』が報じた。 同紙のアイラ・ウィンダーマン記者は、ヒートがウェイドの永久欠番セレモニーを、現地2月22日(日本時間23日)のクリーブランド・キャバリアーズ戦で行う計画をしていることを関係者が認めたと伝えている。ヒートで永久欠番となるのは、アロンゾ・モーニング(33番)、ティム・ハーダウェイ(10番)、シャキール・オニール(32番)、クリス・ボッシュ(1番)に続いて5人目。※ヒートではプレイしていないものの、マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)のNBAへの貢献に敬意を表して23番も欠番。 レブロン・ジェームズ、カーメロ・アンソニー、ボッシュなどと同じ2003年のドラフトでヒートに全体5位で指名されたウェイドは、3年目の2006年にフランチャイズ初のリーグ優勝を達成。そして2010-11シーズンからは、レブロン、ボッシュと共に、チームをリーグ2連覇に導いている。 現役を退いた昨シーズンまでの16年間で通算平均22.0得点、5.4アシスト、4.7リバウンド、1.5スティール、0.8ブロックを記録し、オールスター13回出場、8度のオールNBAチーム選出、そしてオールディフェンシブチームにも3度選ばれるなど輝かしいキャリアを送ったウェイド。そのうちの14年半を過ごしたヒートにおいては、通算出場試合(948)、得点(21556)、アシスト(5310)、スティール(1492)など多くの項目でフランチャイズ歴代トップの成績を残している。 ヒートはウェイド不在で迎えた今シーズン、ウェイドのシカゴ・ブルズ時代のチームメイトで当時から仲の良かったジミー・バトラーを迎え入れ、ここまで25勝10敗の好成績でイースタン・カンファレンス3位につけている。