ロサンゼルス・クリッパーズのイビツァ・ズバッツが、現地25日に行なわれるロサンゼルス・レイカーズとのクリスマスゲームについて意気込みを語った。 まず、故障者が多い中でも22勝10敗とリーグ上位の成績を残しているここまでの戦いぶりについては、「他のチームがシーズンへの準備をしている一方で、俺たちはそれができていなかった。ケガ人が出て、ロースターの15人が常に試合への準備が万端という訳ではなかった。ただ、シーズンが長いことを僕たちは分かっている。そして、いつも同じ強度でハードにプレイしている。それは僕もやっていることだ」と振り返った。 さらにメンバーが揃ってきたことへの手応えについては、「僕たちはハッスルで相手を上回る。それを継続していくだけだ。今、ようやく故障者が戻ってきており、これから素晴らしいシーズンとなっていくだろうね」と自信を深めているようだった。 レイカーズとの「LA対決」となるクリスマスゲームは大きな注目を集めているが、ズバッツにとっても特別なもの。「(クリスマスゲームは)大きな意味を持っている。小さい頃は家族と見るのが定番だった。クリスマスゲームでプレイすること、レイカーズと対戦することは楽しみだ。同じ街をホームとするウェスタン・カンファレンスのトップ2チームの戦いだし、待ちきれないね。(クリスマスプレゼントとして欲しいのは)勝利。それが全てだ」 また、レイカーズでNBAデビューを果たしている彼にとっては古巣との対決となる。「彼らよりフィジカルかつハードにプレイする。彼らも僕らも良いプレイをしている。少しの気の緩みが違いを生むことになるだろう」と意気込みを語る。 ここまで32戦中30試合で先発し、平均8.3得点、6.4リバウンドを記録している若手センターは、日本のファンに「いつもサポートをありがとう。僕たちはこれからもハードにプレイし続けるよ」とメッセージをくれた。