今月上旬にハムストリングを負傷したユタ・ジャズのマイク・コンリーは、自身の怪我は深刻ではないと考えているようだ。その言葉通り、コンリーは早ければ現地12月17日のオーランド・マジック戦から復帰できる可能性があるようだ。 コンリーは、同15日にソルトレイクシティで行われたチーム練習の後に「怪我の状態は、とても良くなっているよ。日に日に良くなっている。ジャズのトレーニング・スタッフとの関係は良好なんだ。少しばかり辛抱が必要だったけれど、もうすぐ復帰できるはずだ。できれば火曜日のマジック戦で復帰したいよ。まだ、どうなるかは分からないけれどね」とコメントしている。 12年のNBAキャリアで多くの怪我を乗り越えてきたコンリーは、欠場していた直近5試合の間も決して望みを捨てなかった。 「周りのスタッフから『我慢しろ、焦るな』と言われたんだ。なかなか復帰できないのは辛かったけれど、私はトレーニング・スタッフとチームを信じたんだ。彼らは正しい処置をしてくれる。今シーズンが始まる前にも『決して無理はしないように』と言われていたんだ。私は怪我を押してでもプレイしがちだからね」 昨オフのフリーエージェントでジャズに加入したコンリーは、今シーズンは1試合平均13.9得点、4.6アシストを記録している。 センターのルディ・ゴベアは、コンリーの存在の大きさについて「自分のオフェンスをクリエイトすることもできるし、チームメイトを活かすこともできる。だが、何よりも大きいのは、彼がコート上で見せる存在感や、リーダーシップ、落ち着きといった部分だ」とコメントしている。 また、コンリーと同じく昨オフに加入したジェフ・グリーンは「彼のことが本当に恋しいよ。だが、彼にはしっかりと怪我を治してもらいたいから、決して復帰を急がせたくないんだ」と語っている。 リハビリ中もベンチからリーダーシップを発揮し続けるコンリーは「欠場中も、私は試合中のハドル(円陣)に必ず加わることにしている。私は、チームメイトにたくさんの質問をして、彼らから多くを学んでいる。コーチとプレイについて話し合うこともあるし、試合中に自分の考えを勧めることもある。練習の間も、必ずコートサイドに立って声を出している。そして、ベンチから試合を見て、このチームについて多くを学んでいる。ベンチに座って、いつもとは違う目線でチームを見つめられたのは良い機会だった。復帰後は、この経験を活かして今まで以上にチームに貢献したいと思っているよ」とコメントしている。