メキシコでも爆発のルカ・ドンチッチにHC脱帽「息をのむほど」

ダラス・マーベリックスは現地12日、メキシコシティで行われたデトロイト・ピストンズ戦で122-111と勝利を収めた。エースのルカ・ドンチッチは41得点、12リバウンド、11アシストとシーズン8回目のトリプルダブルを達成している。 1992年以降で29回目となったメキシコでのNBAゲームは、マーベリックスが第1Q(クォーター)に一時7点のリードを許すも、第2Qに控えガードのセス・カリーが18得点を叩き出すなど一気に逆転。後半にはドンチッチとクリスタプス・ポルジンギスの欧州コンビが爆発し、122-111で勝利した。 両チーム最多の41得点に加え、12リバウンド、11アシストをマークしたドンチッチは、20得点、5リバウンド、5アシストの連続試合記録を「20」に更新。“トリプルダブル・キング”のオスカー・ロバートソンが1964-65シーズンに29試合、1963-64シーズンに25試合連続で達成しているが、1976年にNBAとABAが合併された後ではマイケル・ジョーダンの18試合を上回る最長記録となっている。 当の本人は「僕らは勝利するために来た」と自身の記録よりもチームの勝利優先の姿勢を貫くが、リック・カーライルHC(ヘッドコーチ)は驚異的な活躍を続けるエースへの賛辞を惜しまない。 「ドンチッチは壮観だった。メキシコシティの人々がこのような活躍を見ることができて、私もハッピーだ。偉大な個人パフォーマンスだった。ただ、彼は素晴らしいタレントだが、チームメイトとプレイする方法を知っている。ポルジンギスへのロブパスは息をのむような見事だった」 平均30.4得点、9.9リバウンド、9.3アシストを挙げ、弱冠20歳にして史上3人目のシーズン・トリプルダブル達成の期待も高まるドンチッチ。今季のNBAを牽引するニュースターの勢いはまだ止まらなそうだ。 ■20得点、5リバウンド、5アシストの連続試合記録(1976年以降) 1位:ルカ・ドンチッチ 20試合(2019年11月1日~) 2位:マイケル・ジョーダン 18試合(1989年3月13日~4月14日) 3位:ラッセル・ウエストブルック 17試合(2015年2月9日~3月20日) 4位:ラッセル・ウエストブルック 16試合(2017年12月15日~18年1月13日) 5位:レブロン・ジェームズ 15試合(2018年2月25日~3月25日)

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