ルーキーランキング第7週:モラントが再びトップへ。八村塁は3位にランクイン!

ジャ・モラントが怪我から復活したということは、このランキングのトップに再び彼が戻ってくるということだ。 背中の痛みで4試合欠場したのち、モラントは復帰戦となった現地月曜のウォリアーズ戦で26得点を挙げるだけでなく、試合終盤の勝負所でまた輝きを放った。第4クォーターだけで13得点を記録し、試合残り約1分には豪快なダンクを叩き込みグリズリーズを勝利に導いたのだ。 「ボールを預ければ彼が正しいプレイをしてくれると信じている」と語るのはテイラー・ジェンキンスHC。「終盤には我々にとってとても大きな2本のアシストを決めた。キャリア序盤でこういったプレイが出来ることは本当に素晴らしい」 ランキングトップに返り咲いたモラントだが、ライバルたちも活躍を見せている。 ヒートのケンドリック・ナンは、オーバータイムでの逆転勝利を飾った現地火曜のホークス戦でキャリアハイの36得点(FG 14/26)、6リバウンド、4アシストと出色の活躍でチームの3連勝に貢献。 イーストのコンテンダーチームで主力を務めるナンは、今後もモラントにとって新人王争いのライバルとなるだろう。数々のハイライトを生み出しているモラントに対し、ナンは静かにヒートをイースタン・カンファレンス2位に押し上げる活躍を披露している。 1.ジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ) 復帰戦で輝いたモラントだが、まだその頭の中にはカメラマンに激突したときの怪我のイメージが残っているようだ。「もっとジャンプをコントロールしなければいけないけれど難しい。だけどあまり考えすぎず、自分のゲームをプレイするだけだよ。簡単なことではないけどね」と語ったモラント。だが決して彼は恐怖に縛られているわけではない。勝利を飾った現地水曜のサンズ戦でアーロン・ベインズ越しに決めたダンクを見れば、それは明白だろう。 2.ケンドリック・ナン(マイアミ・ヒート) ホークス戦でナンが記録した36得点は、今シーズンのルーキーにおける最多得点(それ以前はエリック・パスカルの34得点)。また同じ試合で10本もの3ポイントを決め、こちらも自己最多の34得点を挙げたダンカン・ロビンソンと共に、ドラフト外のチームメイト2人による1試合での合計得点記録(70得点)を樹立した。 3.八村塁(ワシントン・ウィザーズ) 八村は4試合で平均19.0得点、8.0リバウンドと再び素晴らしい1週間を過ごした。ウィザーズが番狂わせを起こした現地5日の76ers戦でも27得点、7リバウンドと輝きを放っている。7試合連続で2桁得点を記録しており、現地火曜のホーネッツ戦では敗れたものの18得点、12リバウンドと自身2度目のダブルダブルをマークしている。 4.タイラー・ヒーロー(マイアミ・ヒート) 現地8日のブルズ戦でヒーローは、名前通りヒートの“ヒーロー”となった。その試合でチームが最後に得点した18得点中16得点を決めるなど爆発。第4クォーター終了間際には同点の3ポイントを沈め、オーバータイムでは3本ものマネーボールを決めるなど合計で27得点を記録し、チームを勝利に導く出色の活躍を披露した。もっともその2日後のホークス戦では自身初の無得点に終わり、ティーンエイジャーらしいところも見せている。 5.PJ・ワシントン(シャーロット・ホーネッツ) 今週は4試合で平均15.5得点としっかりと存在感を示した。13本ものフリースローをもらい20得点を記録した現地8日のホークス戦後には、「彼はリスペクトを得ている。審判にプレッシャーを与える積極的なプレイを見せているし、インサイドとアウトサイドのコンビネーションは素晴らしい」とジェームズ・ボレゴHCもその活躍を称賛した。

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